観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」を展開している滋賀県は、戦国をイメージしたグルメの紹介を始めた。びわこビジターズビューローは「明智光秀や織田信長など戦国武将のゆかりのグルメに舌鼓を打ってみては」と呼び掛けている。
琵琶湖ホテル(大津市)にあるレストラン「日本料理おおみ」は3月末までの土・日・祝日限定で、戦国饗応食=写真=を提供している。信長が徳川家康を安土に招き、光秀が饗応役として接待したといわれる「安土献立」を参考に、滋賀の食材を取り入れ、現代風にアレンジしている。
光秀の好物の粽(ちまき)にちなんだ笹巻麩や、家康が好んだマダイのお造りを用意したほか、郷土料理「鮒(ふな)ずし」など特産品も取り入れた。料金は3500円。
また、料亭旅館やす井(彦根市)は1872(明治2)年に行われた、最後の彦根藩主・井伊直憲の婚礼料理を再現。1日限定10膳で、料金は5万5千円となっている。