日本旅行と損害保険ジャパン日本興亜はこのほど、災害時の宿泊施設手配に関する業務委託契約を締結した。損保ジャパン日本興亜の社員が被災地区に出向く際の宿泊施設確保に日本旅行が協力する。
損保ジャパン日本興亜は災害時、被害を調査する社員を全国から被災地に派遣するなど、被災者にいち早く保険金を支払うための取り組みを全社を挙げて行っている。ただ、社員用の宿泊施設を確保するためのさまざまな業務を行わなければならず、取り組みに改善の余地があった。
今回の契約締結で損保ジャパン日本興亜は災害時、同社グループで、旅行手配業務を行う日宝を通して社員用の宿泊施設確保を日本旅行に依頼。これにより宿泊施設の迅速な確保が可能になるという。
日本旅行は「災害時手配コントロールセンター」を東京、名古屋、大阪の3都市に設置し、損保ジャパン日本興亜の依頼に対応する。