ＪＴＢ旅ホ連の拡大キャラバン。支部とＪＴＢ法人営業担当者が商談
ＪＴＢ協定旅館ホテル連盟（旅ホ連）は12月11日、宿泊増売に向けて、旅ホ連支部会員とＪＴＢ営業社員による合同商談会「2024年度拡大キャラバン」を東京都新宿区の京王プラザホテルで開催した。旅館・ホテル経営者など32支部の約120人と首都圏のＪＴＢ法人営業担当者約160人、計280人が商談を繰り広げた。
旅ホ連の各支部は、それぞれＪＴＢの店舗や事業部に対し販売促進の活動を行っているが、一堂に会する機会をつくり、協業とコミュニケーションの強化を図ろうと、拡大キャラバンが企画されている。コロナ禍で休止した年があったが、前年度に続いて4回目の開催となった。
今回は、各支部から3分間ずつの全体プレゼンテーションを行った後、時間を区切って支部ごとの商談を実施した。商談会は5時間近くに及んだ。各支部は、最新の観光スポットや地域で磨き上げている観光コンテンツ、開業を控えるＭＩＣＥ施設などを紹介し、送客や商品造成を働き掛けた。
商談会後の懇親会で、ＪＴＢ協定旅館ホテル連盟の宮﨑光彦会長（道後御湯）は「ＪＴＢとのパートナーシップのもと、宿泊増売に努めているが、本当に稼げる濃い商談ができたのではないか。お客さまが世界から各地を訪れ、国内の交流人口が増えることを期待している」とあいさつした。
ＪＴＢからは、大塚雅樹・取締役専務執行役員ビジネスソリューション事業本部長が登壇し、「お客さまのさらなる期待に応え、新しい提案をしていくには、宿泊施設の皆さまとのエンゲージメント、強い絆がないといけない。ビジネスパートナーとして皆さまからいただいた情報を生かし、しっかり前に進んでいきたい」と述べた。
ＪＴＢ旅ホ連の拡大キャラバン。支部とＪＴＢ法人営業担当者が商談
