山梨中央銀行は、11月から観光事業に参入する。JTBが河口湖駅前に新設する観光情報発信拠点に行員を派遣し、取引先から集めた地域産品などを案内するほか、全国の中学校や高校などを対象に金融教育を組み込んだ教育旅行を販売する。当面は実証実験として採算性や継続性などを検証し、2024年度上期をめどに銀行業高度化等会社の設立を目指す。地域の観光資源を発掘し、ブランド力向上や観光消費額の拡大を目指す。
国内の団体旅行客、インバウンドの個人客を対象としたビジネスとしてスタートした後、国内・海外富裕層の個人客にもアプローチする。需要やオリジナリティー、競合の有無、地域課題の解決などの観点からターゲットを設定した。【記事提供:ニッキン】
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