
東武トップツアーズはこのほど、アレルギーヒアリングシステムの運営・管理を行うCAN EAT(東京都新宿区)と連携し、教育現場での食物アレルギー対応業務の効率化と、課題解決に向けた取り組みを開始した。
CAN EATが提供するアレルギーヒアリングシステムは、これまでレストランや結婚式場向けに提供されていたが、教育旅行関連業務向けに改修され、2024年より導入を開始。全国60校で実績を積んできた。
従来の紙やExcelベースでの情報収集と比較し、保護者がQRコードからスマートフォンやパソコンを通じて直接アレルギー情報を入力する仕組みのため、学校や旅行会社での作業負担が大幅に緩和。データの一元化によって情報の正確性が向上し、個人情報の取扱いに伴うリスクも低減される。
今後は全ての学校におけるアレルギー調査のDX化や、基礎自治体向けの学校給食情報のデジタル化にも取り組む方針で、教育分野におけるアレルギー対策の新たなスタンダード確立を目指す。
東武トップツアーズ(左)とCAN EATのロゴ