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政府の文化審議会はこのほど、福島県会津若松市の「会津東山温泉向瀧庭園」を国の登録記念物(名勝地関係)に登録するよう文部科学相に答申した。今秋に官報告示され、正式に登録される見通し。
同県内の名勝地で記念物に登録されるのは初めて。旅館向瀧の建物は1996年に国登録有形文化財に登録されている。
会津東山温泉は行基(668~749年)による開湯と伝えられる温泉地で、江戸時代には湯治場として定着していた。旅館向瀧の前身は「きつね湯」で、廃藩置県とともに1873(明治6)年に平田家が引き継いで向瀧として開業した。
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