文化庁はこのほど、地域で受け継がれ愛されてきた食文化を「100年フード」と名付けてPRする制度で、70件を認定した。加えて食に関する学びや体験の提供に取り組む博物館・美術館や道の駅、食関連施設などの情報をウェブ上で発信する「食文化ミュージアム」について、28件を認定した。両制度は2022年度に開始したもので、今回の認定が2回目となる。
100年フードは江戸時代やそれ以前から伝わる郷土料理が対象の「伝統」、明治・大正が対象の「近代」、昭和以降に生まれ、今後100年の継承を目指す「未来」の3部門を用意。地方自治体や協議会、食関連団体、観光協会・DMO、民間団体などに対し募集を呼び掛けていた。
会員向け記事です。