国土交通省は8日、北海道・新千歳空港の外国航空機の乗り入れの時間帯を3月28日から拡大すると発表した。自衛隊の運用、訓練の関係から発着に制限があるが、昨年11月、前原誠司国交相が訪日観光の促進に向けて北澤俊美防衛相に拡大を要請していた。中国便の増加などが期待される。
乗り入れが可能な時間帯は、現状では水曜の午前11時20分〜午後1時50分、金曜の午後5時以降、土曜と日曜の終日だが、拡大後は金・土・日曜には変更がなく、火曜と水曜に正午〜午後4時の時間帯が認められる。
北海道は、特に中国人旅行者にとって人気の観光地となっている。道東でロケを行った中国映画「非誠勿擾」が大ヒットし、昨年から中国人旅行者が急増している。