WHILLは8月5日、新千歳空港で免許不要の近距離モビリティ「ウィル」貸出サービスを開始したと発表した。
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、新千歳空港において近距離モビリティWHILL(ウィル)のレンタルサービスを全国の空港としては初めて提供開始したことを発表いたします。前年に実施した期間限定の取り組みが好評だったことを受け常設するもので、高齢世代やご家族、インバウンドなどによる旺盛な旅行ニーズ、法改正に伴う「合理的配慮の義務化」やユニバーサルツーリズム機運の高まりを背景に、快適な移動サービスの提供を通じたアクセシビリティ環境を整えることで、あらゆる人が気兼ねなく旅行しやすい社会を目指してまいります。
本取り組みは、一般社団法人日本UD観光協会(以下「日本UD観光協会」)と連携し、夏休みやお盆期間などを活用して北海道へ旅行に訪れた際に、現地の新千歳空港でウィルを気軽にレンタルできる体制を2023年に期間限定で整えました。その際、親族の結婚式で北海道へ訪れたご家族が事前にウェブサイトでウィルを予約利用したケースや、もともとウィルの使用を検討していて北海道の旅行中に実際に試してみたいと2日間ほどレンタルしたケースなどがありました。
こうした多くの好評の声が寄せられ、この度、新千歳空港でウィルのレンタルサービスが常設されるに至りました。旅行中の数日間単位でレンタルも可能なほか、広い空港内で快適に散策やお買い物をお楽しみいただく移動手段としてもご利用いただけます。北海道旅行のハイシーズンである10月31日までは実際に空港内に北海道ユニバーサル観光センターを設置し、事前予約はもちろん、その場でウィルをレンタルできる体制を整えます。以降は事前予約での貸出サービスを提供いたします。普段は⾞椅⼦を利⽤しないけれど、⻑距離・⻑時間の歩⾏となるとつらいシニア世代などが疲れることなくゆっくりと観光でき、ご家族やご同⾏される⽅と⼀緒にその場を⼼から楽しめるような、より自由度と満足度の高い非日常体験を提案します。
■新千歳空港 WHILLレンタルサービス 概要
貸出場所 | 新千歳空港ターミナルビル1F 1 番・2 番到着出口すぐ
※青ののぼりが目印 |
サービス形態 | 10/31まで:北海道ユニバーサル観光センターを設置、事前予約/当日貸出
11/1以降:事前予約のみ |
貸出モデル | プレミアムモデルのWHILL Model C2
折りたためるモデルのWHILL Model F |
料金 | 空港内での利用:1時間500円 *最低2時間のご利用をお願いいたします。
空港外での利用:1日5,000円 *最長7日間までレンタル可能 |
利用条件 | 1、 着座の際に足がフットプレート(足置き)に着く方
2、 体重が115kg未満の方 3、 操作に必要な注意力や判断力がある方 など |
レンタルの詳細に関するHPはこちら:https://www.jutacts.com
ウィルは昨今、旅行需要の高まりに比例して折りたためるModel Fを4日間から借りられる日額レンタルの申し込みが国内外問わず増えています。2023年4〜5月の申し込み件数は、2022年4〜5月と比べて3倍に増加しており、その利用目的の半数近くが旅行目的であることがわかっています。
レンタル詳細:https://whill.inc/jp/daily-rental
■ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。製品について:https://whill.inc/jp/