新潟県湯沢町(田村正幸町長)と湯沢町観光協会(小林庄一会長=ホテル双葉)は2日、東京のホテルニューオータニで観光関係者らとの懇談会「ありがとう湯沢・感謝の集い」を開いた。町内12のスキー場で行われる冬のイベントや、定住促進プロジェクトなど町の新たな取り組みを田村町長らがPRした。
冬のメインイベントは、景品が当たるモバイルを使ったスタンプラリーや、12~3月に町内スキー場で行われる冬花火など。
また今年度から、定住促進プロジェクトとふるさと納税を新たに始めた。定住促進プロジェクトは35歳前後の子育て世代夫婦をメインターゲットにしたもの。町内で取得した住宅の固定資産税相当を5年間補助するほか、新幹線通勤代を月額5万円まで10年間補助。18歳以下の子供の医療費を全額無料にする。
ふるさと納税は、同町に寄付した金額の半額分の「ありがとう湯沢応援感謝券」を贈呈するもの。宿泊施設や飲食店、スキー場、土産店など、町内253施設で利用できる。
田村町長は「首都圏から新幹線で1時間15分。便利な交通体系を生かして、これからも新たな取り組みを進めてまいりたい」と述べた。
第54代ミス駒子の宮田陽子さんは「町は自然が豊か。四季折々に魅力が詰まっており、お酒もおいしい」、ミスマウントナエバの野澤円香さんは「スキー場は年配から子供まで楽しめます。スノーマットを敷いて、夏でも楽しめるスキー場があります」とPRした。