【衛生管理・ウイルス対策特集】アクアスのレジオネラ属菌検査


ISO/IEC17025の認定証を受け取る山田峰朗代表取締役(左)

レジオネラ属菌の検査

 レジオネラ属菌対策に詳しいアクアスによると、その対策の第一歩は正確な検査という。「検査はその後の対策の方針を決定するための重要なデータとなる」と同社。

 レジオネラ属菌の検査には検査機関の技量が要求される。厚生労働省通知(薬生衛発0919第1号)でも精度管理は必須とされており、精度管理の実施が信頼性の高い検査結果の保証につながる。同社では英国のPublic Health England(PHE)が主催するレジオネラ属菌検査精度管理プログラムに継続して参加。検査精度の客観的な評価を受け、その維持に取り組む。検査の正確性を国際的に担保するため今年、培養法でISO/IEC17025・2017の認定も取得。国内初という。

 茨城県つくば市にある「アクアスつくば総合研究所」では年間3万検体、累計では40万検体を超える検査を受託する。

 同社ではWEB会議システムを活用したオンラインによる「レジオネラ対策」セミナーを無料で開催。最新の情報から、水質検査や大浴場の衛生管理、検出時の緊急対策や設備の改善提案まで、幅広く相談できる。

 最近では、オンサイトレジオネラ衛生管理プログラム「リセット」の提供も開始。これはオンサイトで遺伝子検査(PCR法)をし、サンプリングから1時間以内で結果を判定する。従来はPCR検査に半日から1日を要していたが、緊急事態時に早期に対応できる。

 「レジオネラ症対策に不安があれば問い合わせを。正確な検査で現状を把握し、適切な対策を提案する」と温浴事業部長の藤田秀磨氏。現状の把握から対策、管理、維持までをワンストップで展開する「レジオネラ対策ソリューション」の提供が何よりの強みだ。


ISO/IEC17025の認定証を受け取る山田峰朗代表取締役(左)

アクアスのレジオネラ対策


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