日本観光振興協会(会長、山口範雄・味の素会長)は11月8日から10日まで、東京・池袋のサンシャインシティをメーン会場に「旅フェア日本2013」を開催する。18回目となる今回は、「過去最多の七つのテーマエリアを設け、例年以上に幅広く国内観光の魅力を訴求する」という。
着地型旅行のテーマエリアを初めて設置し、その地域ならではの体験を楽しむ旅を集めて紹介する。また、北陸新幹線の開業で注目が集まる北陸地域をピックアップし、東北地域とあわせ「東北・北陸」のテーマエリアを設ける。
また、全国からご当地キャラクターやアイドルなどが集合し、パフォーマンスを繰り広げるほか、人気の「全国ご当地どんぶり選手権」の予選会を開催する。
体験コーナーも充実。職人から直接指導を受け、機織り体験やステンレス製品づくり体験など、現地でしかできないさまざまな伝統工芸を楽しめるよう工夫する。
昨年同様、都内のふるさとアンテナショップやJR、私鉄の主要駅にサテライト会場を設ける。アンテナショップではスタンプカードで、主要駅ではSuicaなどのICカードでラリーゲームを実施、フェアを盛り上げる。
入場料は前売りが大人(中学生以上)400円、子ども(小学生)300円。昨年の出展規模は270小間で、来場者は9万3099人だった。
昨年の旅フェア日本。9万人を超える来場者があった