日本旅行業協会(JATA)は、「旅行サービス手配業務取扱管理者継続研修」を東京都内で10日と15日に初めて実施する。旅行サービス手配業者は、営業所ごとに、1人以上の旅行サービス手配業務取扱管理者を選任して、取引条件の明確性、旅行に関するサービスの提供の確実性その他取引の公正、旅行の安全と旅行者の利便の増進を確保するために必要な事項の管理、監督に関する事務を行わせることが義務付けられている。
2018年1月4日に施行された改正旅行業法で旅行サービス手配業務取扱管理者について、5年ごとに、旅行サービス手配業務に関する「法令」「旅程管理」「その他の旅行サービス手配業務取扱管理者の職務」に関し必要な知識や能力の向上を図るため、登録研修機関が実施する研修を受講することが新たに義務化された。施行から5年が経過し、JATAでは登録研修機関の一つとして同研修を実施する。
受講対象は、営業所で選任されている旅行サービス手配業務取扱管理者、または、旅行サービス手配業務取扱管理者や国内旅行業務取扱管理者、総合旅行業務取扱管理者の資格を有し、旅行サービス手配業務取扱管理者として選任見込みの者。
会場は東京都千代田区のJATA研修室。受講料は1万2千円。