旅行産業経営塾、5月中旬から第14期経営塾を開講 参加者40人の募集受け付け開始


記者会見で概要を説明する原塾長(左)と、同塾OB会の工藤朋子副会長

記者会見で概要を説明する原塾長(左)と、同塾OB会の工藤朋子副会長

 旅行業界の有志らが運営する旅行産業経営塾(原優二塾長=風の旅行社代表取締役)は1月23日、「第14期 旅行産業経営塾」を今年5月17日から開講すると発表した。開催目前の「大阪・関西万博」に合わせ、今回は開塾以来初となる大阪で開講する。講座は26年2月末までの計12回実施予定で、旅行産業関連の従事者40人を対象に、募集を受け付けている。

 旅行産業経営塾は、旅行業界有志が運営する勉強会。将来の旅行産業を担う人材の育成を目的に「ものの見方、考え方、決め方」を学ぶ場として1999年に開塾された。以来、500人以上の卒塾生を旅行業界や観光業界に輩出し、卒塾生による広範なネットワークを形成してきた。

 第14期経営塾では、大阪・関西万博の機運醸成などを目的に初めて大阪で実施。会場は難波市民学習センターで、6月28日から29日にかけては大阪府吹田市の「パナソニックリゾート大阪」で合宿も予定している。

 開講スケジュールは、5月17日に入塾式・記念講演を実施し、6月7日から講義を開始。合宿を含め全12回開催予定で、最終回は来年2月28日。3月14日には卒塾論文の優秀論文発表会と卒塾式を執り行う。

6月の合宿以外の講義は、月に1、2回の頻度で土曜日に開講する。各講座、午前10時半から正午まで講義、午後はグループディスカッションとその発表・講評を実施。全授業(50コマ)の7割以上に出席し、最後に論文を提出することが卒塾要件となる。

 募集対象者は、経験5年以上の旅行産業従事者、中間管理職でさらなる向上努力を目指す人―などが推奨されているが、志のある非該当者の参加も相談を受け付ける。受講料は1人当たり12万円(合宿費用、教材代等含む)。

 同塾の塾長・原優二氏は、1月23日に日本旅行業協会(JATA)本部で行われた定例会見に出席。「コロナの収束で旅行業も復活しており、卒塾論文の内容も変わっている。経営塾は、自分の考え方を作っていく場所。自分の職場に戻ったときにそれを生かしていただきたい」と参加を呼び掛けた。

 申し込みは専用フォームから(https://www.bsti.jp/registration/)。各種問い合わせはメールで受け付け中(入塾手続き・受講料:info@bsti.jp/講義内容:osa@bsti.jp)。

記者会見で概要を説明する原塾長(左)と、同塾OB会の工藤朋子副会長
記者会見で概要を説明する原塾長(左)と、同塾OB会の工藤朋子副会長

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒