
富来商工会の西﨑康英氏(左)と打ち合わせる富来支店の船木和憲主任(同2人目)と畠中支店長(2月27日、富来支店)
のと共栄信用金庫高浜・富来支店(畠中義典支店長=職員17人うち渉外5人)は、2024年に発生した能登半島地震の被災事業者に対して、なりわい継続に向けた支援に力を入れている。地元客中心だった旅館には、将来の観光復活を見据えて客層の転換を提案。石川県の補助金を活用して県外客の受け入れ準備を進めている。
両店の営業エリアは能登半島の中央部に位置する志賀町。町内の法人融資先約300先は、その全てが地震で甚大な被害を受けた。再開を目指す事業者の不安を払拭(ふっしょく)するため、長期的な視点に立った再建計画の策定に着手している。【記事提供:ニッキン】
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