帝国データバンクによると、今年8月のホテル旅館経営業者の倒産は6件、負債総額は91億2千万円だった。前月比で件数は5件、負債総額は50億4100万円、それぞれ減少した。ただ、前年同月比では、件数で5件、負債総額で90億1800万円、それぞれ増加した。
主な倒産は報告されていない。
ひと月の倒産件数は今年に入り、2ケタが3回(3、4、7月)あり、前年同期(1〜8月)と同じ。ただ、ひと月の負債総額は100億円超が2回(3、4月)で、前年同期の3回(1、2、6月)を下回っている。
1月からの累計は、件数が前年同期比2件減の66件、負債総額が同212億6400万円減の1078億6600万円。