帝国データバンクによると、今年7月のホテル旅館経営業者の倒産は9件、負債総額は101億5800万円だった。件数は昨年10月以来、9カ月ぶりに1ケタ台にとどまった。負債総額は前月、4カ月ぶりに100億円の大台を割ったが、再び大台を突破した。
件数は前月比3件減少、前年同月比4件増加した。2カ月連続で前月を下回り、今年最少となった。
負債総額は前月比2億5900万円、前年同月比70億900万円、それぞれ増加した。倒産の100億円超えは前年同期(1〜7月)に1回もなかったが、今年はすでに4回発生している。
1月からの累計は、件数が前年同期比34件増の89件。負債総額が同501億8900万円増の802億6900万円。負債総額は6月の時点で昨年1年間の数字を突破している。
2件、負債3千万円 7月の旅行業者倒産
帝国データバンクによると、今年7月の旅行業者の倒産は2件、負債総額は3千万円だった。
件数は前月比5件減少、前年同月比1件増加した。負債総額は前月比3億5700万円、前年同月比4億円のそれぞれ減少で、1月に並ぶ今年最少を記録した。
1月からの累計は、件数が前年同期比8件増の27件。負債総額が同12億5200万円減の15億6800万円。