日本旅館協会(近兼孝休会長)はこのほど、会員の旅館・ホテルに「会員証」の発送を始めた。会員証をフロントなどの宿泊客の目にとまりやすい場所に掲示してほしいと呼びかけている。
会員証はA4サイズ。旅館協会のロゴマークとともに施設名が入る。額縁もセットで配布。旅館協会は「会員証を掲げる旅館・ホテルが質の高い“おもてなしのやど”であることを国内外の旅行者に認知してもらえるようにしたい」と話す。
旅館協会は、昨年10月に日本観光旅館連盟と国際観光旅館連盟の合併で発足した法人。ロゴマークは新法人の設立時に制定された。ロゴマークの中央の五角形は旅館・ホテルを象徴し、周囲の八つの円は国内外からの旅行者を表している。多摩美術大学学長の五十嵐威暢氏がデザインした。