日本旅館協会北海道支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に実施している宿泊実績調査の2017年11月の結果をまとめた=表。前年同月の実績に対して宿泊人員は3・9%増、売り上げは8・7%増となった。全体としてアジアを中心に訪日客が好調だった。国内客についても、道外客が増加したと指摘する施設が多かった。
今回の調査に対する回答軒数は、北海道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する101軒(訪日客の宿泊人員に対する回答は95軒)。
宿泊人員のうち国内客は2・2%の減少、訪日客は31・7%の増加だった。宿泊人員は14地区のうち9地区がプラス。「余市・倶知安・ニセコ・岩内」が54・6%増、「知床ウトロ温泉・岩尾別温泉」が17・9%増、「洞爺湖温泉・支笏湖・日高・えりも」が15・2%増だった。
売り上げは11地区がプラスだった。「函館・湯の川・松前・江差・八雲」が47・2%増、「余市・倶知安・ニセコ・岩内」が26・6%増などとなった。