旅館協会北海道の実態調査7月、国内客・訪日客ともに宿泊人員が減少


 日本旅館協会北海道支部連合会は9日、2019年7月の宿泊実績調査の結果をまとめた=表。北海道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する旅館108軒が回答。前年同月の実績に比べて宿泊人員が5.7%減、売り上げが4.3%減となった。

 宿泊人員の内訳では、国内客が3.7%減、訪日客が11.2%減だった。国内客は2カ月連続でマイナス、訪日客は19年1月以降7カ月連続のマイナスとなった。

 14地区のうち宿泊人員がプラスだったのは、「洞爺湖温泉・支笏湖・日高・えりも」の5.4%増だけだった。

 訪日客では、エバー航空(台湾)のストライキに伴う欠航が一部で影響したとみられる。日韓関係に悪化では、今後の影響を懸念する声が上がった。

 
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