日本旅館協会北海道支部連合会は宿泊実績調査の12月の結果を発表した=表。対象施設115軒のうち103軒が回答。前年同月比で宿泊人員は30.5%増、コロナ禍前の2019年の同月比では約20%減となった。
宿泊人員の月別の前年同月比は8月が50.9%増、9月が95.2%増、10月が21.9%増、11月が8.5%増と増加が続き、コロナ禍前比8割程度まで回復している。
12月は、前月に続き「HOKKAIDO LOVE!割」(全国旅行支援)により、人員が堅調に推移。国内からの集客に加え、アジアを中心とするインバウンドを取り込んでいる施設も増えている一方で、中国国内での新型コロナウイルス感染拡大がインバウンドに及ぼす影響について懸念する声も聞かれた。
各旅館から12月の動向について、次のような声が上がっている。
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