日本旅館協会北海道支部連合会は10日、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実績調査の今年6月の結果をまとめた=表。前年同月の実績に対して宿泊人員が0.2%減、売り上げが0.3%増だった。
今回の調査に対する回答施設数は、道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する111軒。
宿泊人員のうち国内客が2.6%減、訪日客が7.9%増だった。14地区のうち宿泊人員が前年同月比でプラスとなったのは6地区だった。
主な地区の宿泊人員の増減は、「定山渓温泉・小金湯温泉」が4.8%増、「小樽・朝里川温泉・札幌・空知」が1.9%増、「函館・湯の川・松前・江差・八雲」が1.8%減、「登別温泉・カルルス温泉」が2.1%減、「洞爺湖温泉・支笏湖・日高・えりも」が5.0%減など。