日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、宿泊実態調査の12月の結果をまとめた=表。対象施設105軒のうち99軒が回答。東北6県合計の宿泊人員は前年同月比34.7%減、売り上げは同24.4%減となった。宿泊人員、売り上げのいずれも、前年同月比減となった。
宿泊人員の月別の前年同月比は、Go Toが始まった7月が43.6%減、8月は45.1%減、9月が20.8%減、10月は7.8%減、11月は7.4%減と回復していたが、12月は減少幅が大きくなった。
売り上げの月別の前年同月比は、10月の同3.0%減から、11月は同0.9%増と増加に転じたが、12月は減少に転じた。
12月は、Go Toトラベルキャンペーン停止の発表に加え、大雪の影響もあり、キャンセルが多く発生。イベントや大会の中止が続き、忘年会需要も激減するなど、新規予約が入りにくい状況が続いた。