日本旅館協会は3月23日に開いた理事会で、次期会長に浜野浩二副会長(北海道支部連合会長、ハマノホテルズ社長)を推薦することを決めた。会長の選任は、6月に開催予定の通常総会で新たに選出された理事による互選で正式に決定される。
2018年度に就任した北原茂樹会長が任期満了を迎えることから、2月28日の正副会長会を経て、現理事会として全会一致で浜野氏を推薦することを決定した。
北原会長は、新型コロナウイルスの影響で旅館業の経営が厳しさを増している現状などを踏まえて、「浜野副会長にはこれまでもいろいろと活躍していただいている。大変な時期に務めていただくことは心苦しいが、快く引き受けていただいた」と述べ、浜野氏を推薦し、その手腕に期待した。
推薦決定を受けて登壇を促された浜野氏は「浅学非才の身で、果たして務まるのかという気持ちもあるが、まずは重く受け止めさせていただきたい。今は北原会長を補佐して(日本旅館協会の)新型コロナウイルス対策本部(の副本部長)の仕事を務めさせていただいており、当面はこの問題に一生懸命に力を注いでまいりたい。皆さまのご理解、ご協力を切にお願いしたい」とあいさつした。
浜野浩二氏