旅館経営人財育成アカデミーは12月7、8日の1泊2日で、ＪＴＢ協定旅館ホテル連盟会員の旅館・ホテルを対象に「日本の宿おもてなし検定」の初級・中級編テキストを活用した「おもてなし研修」を東京で開催する。宿泊先の帝国ホテル（東京都千代田区）では、ベテランスタッフから同ホテルのおもてなしについて学べる講演も行う。
日本の宿おもてなし検定テキストとオリジナルテキストを利用し、おもてなしとは何かを考え、出席者同士で意見交換をしながら、おもてなしの目的、宿泊者ニーズに応えるために必要なことを確認する。特定場面での対応や、おもてなしの知識や技能を宿全体で共有する手法も学習する。
講師は、ホスピタリティやコミュニケーションに関する研修、講演を多数行っているフェイスアップ代表取締役の飯野智子氏。
研修のゴールは（1）おもてなしとは何かを言語化できるようになり、顧客ニーズを把握し、その対応ができるために必要なことを理解する（2）クレーム対応のポイントについて理解を深め、実践できるようになる（3）後輩への指導、育成について目的を明確にし、後輩に伝わる指導が実践できるようになる―の3点。
対象は、実務に携わり、後輩、部下への指導育成を行う立場の人や、おもてなし検定3級・2級合格者。申込締切日は11月30日。募集人員は20人。費用は1万円（宿泊・食事代、消費税を含む）。
問い合わせ先は旅館経営人財育成アカデミーＴＥＬ03（5688）8985。
