横浜市のみなとみらい地区の街並みを陸と海から楽しむことができる観光用水陸両用バスの本格運行が3日から始まり、日本丸メモリアルパークのチケット売り場・乗り場で同日、第1便出発前にセレモニーが行われた。
同市の事業「横浜みなとまちめぐりプロジェクト」に日の丸自動車興業(東京都文京区)の関連会社、日の丸サンズ(同)と貸し切りバス事業者、シティアクセス(同市)が参画して運行を企画し、8月から日の丸自動車興業が暫定運行を行ってきた。
このほど、日本丸メモリアルパークと赤レンガパークの売り場・乗り場が完成し、路線や便数(最大1日7便)が決まったことから、本格運行に移行した。
セレモニーでは、日の丸自動車興業・日の丸サンズの富田浩安社長が「水陸両用バスはいろいろな国の観光都市で動いており、観光名物になっている。横浜でも乗客に海と陸の両方から横浜の街を楽しんでもらいたい。地域がにぎわい、横浜の発展に少しでも貢献したい」とあいさつ。その後、富田社長らが乗客に記念品を配り、第1便の出発を祝った。
チケットは各チケット売り場カウンターで、各便の出発1時間前から先着順に販売する。気象条件で運休の恐れがあるため、予約販売は行わない。料金は大人3500円、小学生以下1700円。
第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)
- 1位草津、2位道後、3位下呂