日本修学旅行協会は来年1月16日、「第16回教育旅行シンポジウム」を東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で開催する。今回は日本観光振興協会、全国産業観光推進協議会との共催で、「産業観光と教育旅行~産業観光を教育旅行にどのように位置づけるか~」をテーマとする。
第1部は基調講演で、全国産業観光推進協議会会長、日本修学旅行協会顧問で東海旅客鉄道相談役の須田寬氏が登壇。各方面の産業観光に対する取り組みの現状や教育に活用する意義など基本的な考え方を説明する。
第2部のディスカッションでは、産業観光に対する学校のニーズ、教育旅行での効果的な学び方、産業観光の課題やこれからの方向性などについて、学校のみならず教育旅行を受け入れる側や旅行業界などの動きも踏まえながらさまざまな角度から議論する。
パネリストは、東京都立練馬工業高等学校統括校長の守屋文俊氏、東京大学教育学部付属中等教育学校副校長の淺川俊彦氏、全国産業観光推進協議会副会長、東洋大学大学院国際観光学部客員教授、ANA総合研究所シニアアドバイザーの丁野朗氏、トヨタ産業技術記念館館長の飯島修氏、JTB神奈川西支店支店長の長島誠人氏の5人。コーディネーターを日本修学旅行協会理事長の竹内秀一氏が務める。
参加対象は、地方自治体、小学校・中学校・高等学校の教職員、観光産業関係者など。定員は250人。
参加費は資料代として1人2千円(税込み)。教育関係者は無料。
問い合わせ先は、日本修学旅行協会第16回教育旅行シンポジウム事務局TEL03(5640)8061。