栃木県と東武鉄道(東京都墨田区)、JTB(同品川区)、オリックス自動車(同港区)、トヨタレンタリース栃木(宇都宮市)などは、日光地域で環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」を10月28日から提供している。「環境にやさしい観光地」としての日光地域のブランド強化を図り、周遊観光による地域活性化を進めるとともに、同エリアを訪れる観光客の交通利便性を高める。
同サービスは、東武線各駅から日光までのフリーパスをはじめ、日光地域でのカーシェア、観光コンテンツなどをすべてスマートフォン1台でスムーズに検索、購入できる、新しい旅の形をサポートするシステム。デジタルフリーパスは「日光世界遺産」「鬼怒川温泉」「中禅寺湖・奥日光」「湯西川」の各地域に、鉄道とバスをセットにして販売している。環境への配慮の観点から「EV・PHVカー」シェアを日光エリアに導入し、24時間貸し出し、返却できるよう整備。最寄りのカーシェアスポットの検索、経路掲示も可能にした。華厳の滝や赤沼(戦場ヶ原内)の駐車場に急速充電器を設置し、利用者は約60分で自動車を充電できる。東武日光駅や東武日光駅前広場、日光市郷土センターなどに共有用自転車駐輪場「ハローサイクリング」を設け、市内シェアサイクルを従来よりも利用しやすくした。これらサービスに加え、来年3月からは日光東照宮や中禅寺湖遊覧船などの観光コンテンツチケットが専用サイト「NIKKO MaaS WEBサイト」(https://www.tobu-maas.jp/lp)で購入可となる。
今後はEV・PHVカー充電器をエリア内に増設するなど、各サービスをさらに改良し、環境、観光に寄与する日光型MaaS普及への取り組みを推進していく。
EV・PHVカー充電器の設置エリア