栃木県日光市は、チョコレートを題材に同市独自の和魂洋才の魅力に新しい光を当て、チョコレートに関する商品などの情報発信により、誘客促進や地域経済の活性化を図るプロジェクト「CHOCOTTO NIKKO」を11月29日に開始した。
世界遺産「日光の社寺」をはじめ「和」のイメージが強い日光市は、中禅寺湖畔にチョコレートの聖地であるベルギーのほか、イギリス、フランス、イタリアの大使館別荘群が建ち並ぶ「洋」の文化を感じさせる一面も有する。同市は西洋菓子の象徴ともいえるチョコレートを活用して新規誘客や市内の回遊性向上の促進を図る今回のプロジェクトを企画。
9月から市内の事業者を対象に、日光をPRするチョコレート商品やサービスを販売、提供する「プレイヤー」、ポスターなどの宣伝グッズを使いプロジェクトの周知に協力する「応援団」を募集した。多数の参加を受けて商品造成などの準備を進め、このほどプレイヤー登録店舗での商品販売を開始した。
登録商品は、とちおとめを生かしたドライタイプのお菓子「苺のちょこ」(日光千姫物語)や、ホットドリンクに金箔をトッピングした「日光埋蔵金ホットショコラ」(龍頭之茶屋)など、スイーツやパン、ドリンクなど多岐にわたる。同市は「プレイヤー」「応援団」ともに参加事業者を引き続き募集する。
同プロジェクトの詳細は公式HP(https://www.city.nikko.lg.jp/shoukou/chocottonikkopuro.html)や公式インスタグラム(https://www.instagram.com/chocotto_nikko/)から。
苺のちょこ
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