栃木県日光市と東武バス日光は、同市西町エリアで運行中の「日光グリーンスローモビリティ」=写真=について、7月20日から運行エリアを拡大し、「日光駅~大猷院・二荒山神社前」の区間での運行を新たに開始した。
日光グリーンスローモビリティは、日光田母沢御用邸記念公園や憾満ヶ淵(化け地蔵)、金谷ホテル歴史館等の観光名所が点在する西町地域への誘客促進を目的に4月27日に運行を開始した電気自動車。時速20キロ未満とゆっくり走行することで街並みを楽しみながらの移動が可能で、電気走行で環境保護の観点からも注目を集めている。
利便性、回遊性のさらなる向上を図り、このほど運行エリアを拡大、朝夕の時間帯で日光駅と世界遺産「日光の社寺」の玄関口である「大猷院・二荒山神社前」の停留所を結ぶ便を新設する。朝は午前9時東武日光駅2B乗り場発、大猷院・二荒山神社前行き、夕方は午後4時20分大猷院・二荒山神社前発、東武日光駅、JR日光駅行き。
運賃は一般路線バスの運賃と同額で、150円から350円。湯元温泉フリーパスや、世界遺産めぐり手形等の各種フリーパスも利用可。