初の直営、4月開業
会議運営会社の日本コンベンションサービス(東京都千代田区、近浪弘武社長)は、福岡市の天神地区に来年春に開業する複合ビル「福岡大名ガーデンシティ」内にカンファレンス施設を開業する。国際会議やビジネスイベントに対応したスペースで、同社として初めての直営施設。来年4月の運用開始に向けて10月13日から利用予約の受け付けを開始した。
カンファレンス施設の名称は、「DAIMYO CONFERENCE(ダイミョウカンファレンス)」。オフィス・ホテル棟の3、4階に位置し、全9室、部屋面積753平方メートル、最大収容人数430人。国際会議やセミナー、記者会見、パーティー、企業研修、説明会、ミーティング、商談などに対応する。福岡大名ガーデンシティに来春開業する「ザ・リッツ・カールトン福岡」をはじめ、複合ビル内の他の施設と連携した会議やイベントの開催も可能だ。
動線を考慮した空間設計で、会場間の行き来がしやすく、複数の会場で同時進行するビジネスカンファレンスやシンポジウムが実施可能。エントランスロビーには、日本で古くから親しまれてきた土壁、福岡県大川市で生産された一枚板のテーブルを使用する。
日本コンベンションサービスは、新施設について「アジアの玄関口・福岡のビジネス発信拠点になることを目指すとともに、MICE運営の豊富な経験、実績を活用し、福岡大名ガーデンシティ一帯へのMICE誘致促進、にぎわいづくりに貢献する」としている。
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