日本バス協会会長に富士急行社長の堀内氏


 日本バス協会は18日開いた通常総会で、齋藤寛会長(神奈川中央交通会長)の後任に、堀内光一郎・富士急行社長を決めた。堀内氏は11年6月から19年6月まで同会の副会長、19年6月からは同会理事を務めている。

 総会であいさつした堀内新会長は、軽油価格の上昇や旅行業界の競争激化による貸切バス運賃の低下など、バス業界を取り巻く環境は厳しいとした上で、「安全、快適、低廉なサービスの提供のためには経営を磨くことが重要」と述べ、利用者や株主など多くのステークホルダーを持つ事業主としての意識改革の重要性と、会員が団結して課題解決に取り組むことの必要性を会員に訴えた。

◆堀内 光一郎氏(ほりうち・こういちろう)
1983年慶應大経済卒。同年日本長期信用銀行入行。88年同行を退社し3月富士急行入社、経営企画部長。同年6月取締役。89年2月専務取締役、6月代表取締役、9月から代表取締役社長。47歳。山梨県出身。

 
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