日本フードバリアフリー協会は8月27日、食物アレルギー32項目のピクトグラムの無料提供を開始すると発表した。
新型コロナウイルスで飲食店のテイクアウトや持ち帰りなどの需要が高まっているが、義務化されている加工食品とは異なり、食材や調味料に含まれる食物アレルゲンなどの表記が十分ではなく、食事に制限のある人が安心して購入・利用できないなどの課題があった。
そこで、当協会では、幅広く飲食店や食品事業者が利用できるように、32種類のピクトグラムを無料でダウンロードを開始する。
食の制限がある方々にもわかりやすい原材料表示を行うことで「食のバリア」を取り去り、誰もが食事を選べて楽しんでいただける機会増やし、全国の飲食店(テイクアウト、デリバリー含む)や観光施設、企業の商品などで活用してもらい日本全国での観光消費につながることを目的としている。
また、本会員ページでは、食のバリアフリーについて、基本的な食の規律や取り組み方についてまとめた「フードバリアフリーマニュアル」のダウンロードや、バリアフリーの活用についてのオンラインセミナーも無料で視聴できる。
なお、当協会では、無料でフードバリアフリー情報を受け取れる無料会員(メルマガ会員)や、活動を推進するパートナー会員、一般会員という3種類が設定されおり、ピクトグラムを利用希望の場合は、無料会員などに登録後に、会員ページよりダウンロードできる。
◆ピクトグラムの利用方法(会員専用ページよりDL可能)
無料を含む会員として登録後、会員ページにアクセスすれば、各種ダウンロードが可能
https://foodbf.jp/enroll/
◆個別相談会
会員様限定で、食物アレルギーやベジタリアン、インバウンド対応に関する個別相談会を9月に実施します。詳しくは以下URLでご確認ください
https://foodbf.jp/2882/