専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は6月11日、入学検討者を対象としたオープンキャンパスを開催し、来年4月開設予定のSNSコミュニケーション科の体験授業を行った。
今回の体験授業では、「なぜホテル・ブライダルの学校がSNSコミュニケーション科を設置するのか」「ホテルやブライダル企業はSNSをどのように利用しているのか」「ホテル・ブライダルを舞台に活躍する上でなぜSNSが必要なのか」を理解し、「学校の魅力をあなたの力で世の中に知ってもらおう」をテーマにプログラムを実施した。
授業では、広報ツールとしてのSNS運用に関し、魅力そのものを伝えるスキルが求められている背景を伝え、複数のホテルのインスタグラムアカウントを紹介。魅力発信時に求められる撮影スキルの重要性を定義した上で、スマートフォンを使った撮影の仕方(テクニック)や注意点などを共有した。参加した高校生は自身のスマホを手に同校の校舎をホテルと捉え、施設の魅力となり得る場所探しに勤しみ、発信力のある画像撮影に挑戦した=写真。「今回の体験授業を通して、普段友達同士で共有しているインスタグラムを、ホテルやブライダル企業の担当者として、今まで見ていない人に見てもらう必要があるというアプローチを体感するとともに、広告として『見せる』だけでなく『魅力を伝えるために魅せる』ことの必要性も理解してもらえた」と同校担当者。