専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は11日、東京都内で第52期入学式を行った。昼間部国際ホテル学科(ホテル科・英語専攻科・ブライダル科)、夜間部国際ホテル学科(ホテル科・ブライダル科)に総数208人が入学した。
式典には新入生の保護者や家族など約120人、観光関係団体や企業、教育関係から来賓21人が参列し、新入生の入学を祝福した。石塚校長は祝辞で「人手不足を課題とするホテル業界では、人材を求める声が大きくなり、就業のチャンスは広がっている。初志貫徹の気持ちを持ち、2、3年後に社会で活躍するための基礎力を身に付け、卒業に向けて努力してほしい」と呼び掛けた。
来賓を代表して、日本ホテル協会専務理事・掛江浩一郎氏が祝辞。掛江氏は「観光産業は国内マーケットに依存することなく、世界もマーケットとし、これからも伸びる可能性がある。そして、デジタル技術が進んでもホテルをはじめとしたホスピタリティ産業はなくなることはない。深刻な人手不足が課題のホテル業界。日本ホテルスクールの卒業生の皆さんは即戦力として期待されている」と激励した。
祝辞を述べる日本ホテル協会の掛江専務理事
今季は208人が入学した