財団法人ホテル日本ホテル教育センターは1日から、専門学校日本ホテルスクールの運営主体を学校法人日本ホテル学院に変更した。76年からこれまで財団法人日本ホテル教育センターが事業の1つとして同専門学校を運営していたが、学生向けの教育事業と業界向けの教育事業を分化、強化するため経営主体を独立させた。
学生への教育は東京都知事認可を得た学校法人日本ホテル学院が実施。観光業界向けの研修など教育事業は、引き続き日本ホテル教育センターが行う。
同センターではホテルの課長クラスを対象にした「ホテル産業経営塾」や教育機関、ホテル企業向けの実務知識を問う「ホテルビジネス実務検定試験」などを開き今後も宿泊、観光業界の発展に貢献していく方針。
また、経営主体は独立するが「強いパートナーシップを基軸に相互協力の関係を継続していく」(日本ホテルスクール)という。