日本交通協会が主催、交通関係法人連絡協議会20法人との共催による「第152回鉄道記念日の集い」が11日、東京・丸の内の日本交通協会大会議室で開かれた。参加したJRグループ、国土交通省の関係者約200人は、鉄道事業の進化・発展に向けた誓いを新たにした。
主催者を代表してあいさつした大塚陸毅日本交通協会会長は、開業60周年を迎えた東海道新幹線を例に、「鉄道の新しい事業、技術の開発については今日に至るまでJRグループ各社がより安全で、より乗り心地の良い、よりお客さまに好かれる乗り物を作っていこうという努力を積み重ねてきたし、今後も継続していかなければならない。鉄道は『技術サービス産業』。われわれJRグループ各社はこれからも競争、そして協調しながら、お客さまに利用していただく、産業発展にとって役に立つ、日本の国のためになる鉄道を築いていかなければならない」などと述べた。【記事提供:交通新聞】
会員向け記事です。