日本全職業調理士協会(職調協)は9月26日、東京都内で第38回日本料理全国大会を開催した=写真。後援は、内閣府、文化庁、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省(観光庁)、東京都、中央職業能力開発協会(順不同)。
旅館や料理店で働く調理士らが対象の料理コンクールで、文部科学、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通の各大臣賞や東京都知事賞のほか、協力団体の日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)、国際観光日本レストラン協会の各会長賞が決まった。
自由出展部門、郷土料理部門、若手調理士による技能コンクール部門の3部門に130点が出展。包丁技術や創造性、素材の活用などの視点で審査員が採点し、上位を賞に選出した。
同大会は内閣府認定の公益事業。日本料理技術の伝承・発展、調理師(士)の資質・技能の向上、食材料の有効活用による外食産業の発展や地域振興、日本の食文化の発展、食生活改善、食育の推進、観光事業の発展のほか、国民の健康で豊かな食生活に資することを目的として開催されている。