観光経済新聞社が加盟する日本専門新聞協会(入澤亨理事長、83社)は18日、東京都千代田区の帝国ホテルで「第72回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。大会アピールでは「毅然とした姿勢を保ち、正確で公正な情報を提供することで課せられた責務を全うし、社会的・文化的な使命を果たしていく」と宣言した。
10月15日から1週間にわたる新聞週間に合わせ、加盟社優良社員表彰や写真コンクールの入選発表、キャッチフレーズの入選発表などを行った。
式典で入澤理事長が「近い将来実現する次世代通信規格5Gの出現は、新聞・通信の報道を根底から覆しかねない。専門的メディア集団として課題に真摯に向き合い、組織の充実化と活性化を図っていく」とあいさつした。
大会スローガンは、「社会の公共財として、より正確で有用な情報を発信しよう」「すべての専門新聞への消費税軽減税率の適用を実現しよう」など。
文化庁長官の祝辞(高橋憲一郎国語課長が代読)に続き、来賓祝辞を山東昭子参議院議長、野田毅衆議院議員、中川雅治参議院議員らが述べた。
式典に先立って、早稲田大学名誉教授の北川正恭氏(元三重県知事)が「立ち位置を変える~発想の転換~」と題して講演した。
日本専門新聞大会フェスティバル