日本政策金融公庫は８月３１日、東京の同公庫板橋支店（東京都板橋区氷川町３９の２）でセミナー「訪日外国人集客で売上アップ」を開く。外国人対応に詳しい専門家が、その集客方法、具体的事例を解説する。飲食業などのサービス関連事業者に向けて受講者を募集している。
講師は中小企業診断士、フードツーリズム・コンサルタント、日英翻訳家の井上朋子氏。旅行会社で訪日旅行市場のマーケティング、宿泊施設の販促などに関わったほか、フランスの大学で国際ホテル経営学修士（ＭＢＡ）を取得。現在は観光業、サービス業の中小規模事業者を対象にマーケティング戦略や外国人対応の支援を行っている。
講演は（１）訪日外国人市場の概要（２）外国人旅行者の「誘客」について―の２本立て。（１）では訪日外国人市場の現状、地域ごとの旅行消費の特性、外国人が魅力に感じる日本の「食」、（２）では外国人旅行者が参考にする情報、来店してもらうために必要なこと、顧客満足度を高める工夫を伝授する。
「外国語は苦手だが、言語対応を工夫し受け入れたい」「訪日外国人に自社の魅力をアピールしたい」などの事業者にお薦めと公庫。
時間は午後２時から４時半。参加費は無料で、定員３０人。応募は８月２８日までに同公庫板橋支店。
