日本旅行は1月18日、インド国家技能開発公社の子会社と戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。
株式会社日本旅行（本社：東京都中央区、代表取締役社長：小谷野悦光）は、インド国家技能開発公社（NSDC）の完全子会社であるNSDCインターナショナル（NSDCI）と、日本の観光産業における多様な人材への需要の高まりに対応するため、両社によるパートナーシップ協定を締結しましたのでお知らせいたします。
NSDCインターナショナルは、世界で活躍するインド人材のキャリア支援を可能とすべくNSDCの100%子会社として設立されました。海外市場への質の高いインド人材の輩出、国内のインド人材へのグローバルな就業機会を提供しています。
日本旅行は、顧客と地域のソリューション企業を目指し、地域や社会の課題解決に向けた事業展開を強化しています。インバウンドの急激な回復による、観光産業における人材不足と多様化に対応するグローバル人材の確保という地域課題に対し、両社での本パートナーシップ協定の締結によるソリューションを提案していきます。具体的な取組として、日印両国で共同セミナーやワークショップを開催し、インド人材の能力開発、専門的な知見の共有を行い労働力の可能性を広げて参ります。
両社は本提携を通じ、日本で働きたいと願うインドの若者に就労機会の提供と、今後の日本における労働力不足の解消に貢献してまいります。
■インド国家技能開発公社（NSDC：National Skill Development Corporation）について
インド国家技能開発公社（NSDC）は、インド政府49%・民間51％資本の企業で、技能開発・起業促進省の傘下にある公民連携団体です。NSDCは傘下にある研修機関とともにインド全土で3,000万人以上の人材を育成、37領域における技能研修スキームを構築、企業や団体等への資金提供や戦略的協定等にも携わっています。
