日本旅行は、対面接客業種に特化したオンライン接客システムを利用した「オンライン旅行相談」の窓口を9月27日に開設した。顧客は専用アプリのダウンロードなど、従来の会議システムにあるようなステップが不要。自宅や外出先など好きな場所で同社スタッフと話せる。
コンテンツ配信プラットフォームを開発するフェイス(本社=京都市)と業務提携。同社が提供するオンライン接客システム「Thumva BIZ(サムバビズ)」を活用した。
顧客は希望の日時を選択して相談を予約。スマートフォンやタブレット、PCのブラウザなどからアクセスする。最大15回線まで同時接続可能。例えば、リゾートウエディングを計画する際、新郎新婦、離れて暮らす両親、ウエディングプランナーを同時につないでの打ち合わせができる。
従来の会議システムと異なり、専用アプリのダウンロード、会議コードの発行や通知、パスワードの入力などが不要。
当初は「記念日旅行」「クルーズ旅行」「ハネムーン」「リゾートウエディング」の4種に相談カテゴリーを限定。各分野の専門資格を持つエキスパートスタッフが相談に対応する。カテゴリーは順次追加を予定。