日本旅行は1日、高速バス予約サイトの携帯電話版「バスぷらざモバイル」を稼働させた。携帯サイトで予約、決済した客の電話に「Web乗車票」を表示。利用者は画面の乗車票を見せるだけで、乗車券を持たずにバスに乗れる。旅行会社では初の試みという。
従来の同社のパソコン版高速バス予約サイト「バスぷらざ」では、予約、決済後、プリンターで乗車券の印刷が必要だった。また旅行業他社の携帯電話版高速バス予約サイトは、予約後コンビニエンスストアなどで乗車券を購入する必要があった。今回稼働した携帯電話版サイトでは、乗車券のプリントが不要になるなど、利便性向上を図った。
携帯電話画面の乗車票によるバスへの乗車は一部の高速バス運行会社で実施しているが、複数のバス会社の路線を販売する旅行会社では初めて。
22社、30路線で販売開始。今後、路線を拡大し、年内に100路線の取り扱いを目指す。