日本旅行はこのほど、北海道観光振興機構が推進する「ゆとりツーリズム魅力増進事業」に連動した滞在型商品「赤い風船『スローステイ北海道ゆとり旅』」を発売した。道内の1地区に3〜5日滞在し、その地区ならではの「スローステイプログラム」に参加する、主に熟年向けの旅行企画。東京、大阪発で、4月1日から10月28日発までの設定。期間中、500人の集客を目指す。
北海道観光振興機構が、ゆっくりとした時間を過ごせるプランを持つ地域を公募し、選定された5地区がライナップ。例えば「函館・南北海道」では、「北海道の歴史に触れる街歩き」をコンセプトに、函館や松前のガイドウォークを設定。「ニセコ」では「おいしい水の避暑地」をコンセプトに、湿地のガイドウォークほか、陶芸体験や米、野菜、果物の収穫体験を盛り込んだ。このほか「知床」「釧路・阿寒」「彩北(稚内、礼文、利尻)」の各地を設定した。
参加者にはひとり10枚の「スロークーポン」が付く。クーポンはプログラムに参加する際に必要で、プログラムごとに必要枚数が異なる。
往復の航空機と宿泊、クーポン10枚が付いて、東京発着は5万2800円から(4日間)。