日本旅行はこのほど、さいたま市岩槻区で運営する農園「日本旅行ファーム」で育てた野菜を埼玉県内の子ども食堂に寄贈する活動を始め、4月19日に第1回の贈呈式を行った=写真。
運営するファームはエスプールプラス(本社・東京都千代田区)が運営する障がい者の就労支援を目的とした企業向け貸し出し農園「わーくはぴねす農園さいたま岩槻」の一部。日本旅行は2019年から「日本旅行ファーム」として運営を始めた。
一般社団法人LEGO(本部・さいたま市)が運営する地域の子ども向け食堂「Omusubi」(同市見沼区)に、ファームで生産した野菜を贈る。今後も隔週で野菜を提供するとともに、子どもたちを対象とした農園見学や収穫体験などのプログラムを計画している。
SDGsの推進に取り組む日本旅行は「障がい者雇用から生産品の地域還元までを循環して行えるこの取り組みを、SDGs目標達成に向けた企業活動の一環と位置付け、今後も持続的に取り組む」としている。