日本旅行はこのほど、福井県あわら市に電動アシスト自転車と電動キックボードを寄贈した。同市あわら温泉の最寄り駅などに設置し、4月から観光客の周遊用に運用される予定。
地元の旅館組合(芦原温泉旅館協同組合)が来春の地元における新幹線駅開業を控え、観光誘客の「あわら温泉5カ年計画」を制定。その中で課題とされた温泉地区内での2次交通整備に日本旅行が協力した。
寄贈したのは電動アシスト自転車大人用9台と子ども用6台、電動キックボード6台。「あわら温泉湯巡号(愛称=権チャリ)」の名称で運用する。温泉街最寄り駅のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅、JR芦原温泉駅、道の駅「蓮如の里あわら」が開業する同市吉崎エリアに設置予定。
3月15日、あわら市役所で寄贈式を実施。あわら市の森之嗣市長、日本旅行の秋山秀之取締役が出席、同社の小谷野悦光社長がオンラインで参加した。
寄贈式であわら市の森市長(右)と日本旅行の秋山取締役。画面は日本旅行の小谷野社長