日本旅行は2月28日、2019年度決算とともに、20年度から6カ年の中期経営計画「TRANSFORM2025」の計画数値を発表した。計画最終年の25年度に単体の営業利益17億円、営業収益484億円と、19年度実績からそれぞれ70%、4%の拡大を目指す。インバウンド、インターネット販売など五つの中核分野の販売シェアは64%と、19年度の51%から13ポイント拡大する。
販売高目標は4520億円と19年度の4510億円から1%未満の増加。ただ、中核分野5分野で25%拡大させる。5分野の販売目標は次の通り。
インターネット販売780億円(19年度比58%増)▽インバウンド667億円(同24%増)▽BTM575億円(同8%増)▽教育旅行456億円(同6%増)▽MICE400億円(同27%増)。
このほか地方創生事業で同92%増の50億円、シニア向け商品で同87%増の144億円と、高い伸びを計画している。