日本旅行は8月27日、08年度中間決算(20年1〜6月)を発表した。子会社34社を含む連結では、一般企業の売上高にあたる営業収益が海外旅行の落ち込みなどから前年同期を4.3%下回る276億5400万円にとどまり、営業で26億6700万円、経常で22億3500万円のそれぞれ赤字となった(前年中間期は営業19億2700万円、経常14億1900万円の各赤字)。法人税などを控除したあとの中間純損益は16億1700万円の赤字(同11億7900万円の赤字)。
日本旅行単体では、営業で21億7600万円、経常で17億8400万円の各赤字(前年中間期は営業18億7300万円、経常14億600万円の各赤字)。中間純損益は11億2800万円の赤字(同10億6200万円の赤字)。
単体の営業収益は前年同期比3.4%減の232億300万円。このうち国内旅行は前年を1.5%上回る147億9300万円となった。ただ、海外旅行は前年を14.3%下回る75億2300万円に落ち込んだ。国際旅行は前年比45.9%増の5億4700万円。付帯事業は同15.4%増の3億3800万円。
通期の業績予想は、今年2月27日に公表した数字を下方修正した。連結では、経常26億3千万円、当期10億6千万円の各黒字を経常17億9千万円、当期7億2千万円の各黒字に修正。営業収益は670億円を646億円に修正した。