日本旅行中間決算、営収は前年同期比微減


 日本旅行は8月25日、2017年度(1~12月)中間決算を発表した。子会社を含めた連結では、営業収益が前年同期比0・1%減の248億9900万円と微減。経常損益が4億2400万円の赤字となった(前年同期は1億9100万円の赤字)。ただ同社は例年、下半期の販売ボリュームが大きく、通期で黒字に回復している。通期の業績予想は経常で16億3千万円の黒字。

 営業損益は8億1900万円、法人税などを控除した後の当期純損益は2億8千万円の各赤字(前年同期は5億500万円、2億1400万円の各赤字)。

 日本旅行単体は、営業収益が同0・6%減の211億5100万円。営業損益7億7900万円、経常損益5億6100万円、当期純損益3億3千万円の各赤字。

 単体の営業収益を部門別に見ると、国内旅行が同0・1%減の138億500万円。販売高ベースでは同1・4%増の1219億2300万円と前年を上回った。

 企画商品の赤い風船はJRセットプランの拡充、赤い風船45周年商品などで、販売高ベースで同0・8%増。

 団体旅行はMICEの受注強化、教育旅行の拡大で同4・0%増となった。

 JR券や航空券などの単品商品は店頭で販売減も高速バスのウェブ販売拡大で同0・5%増だった。

 ほかの営業収益は、海外旅行が同2・4%増の41億800万円。国際旅行(インバウンド)が同17・0%増の26億8100万円。付帯事業が同52・0%減の5億5400万円。

 通期の業績予想は、連結で営業収益538億円。営業損益10億2千万円、経常損益16億3千万円、当期純損益10億9千万円の各黒字。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒