日本旅館協会四国支部連合会(会員数157軒)は11月22日、香川県琴平町の湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭で設立総会を開いた。連合会の河内広志会長=写真=は、「四国は一つの合言葉で、関係諸団体や会員諸兄のご協力をいただきながら、これまで以上に誘客事業や会員に直接メリットとなる活動に取り組みたい」と述べた。
来賓から、四国運輸局の丸山研一局長は「四国には景観、歴史、食文化、特産品、巡礼など、まだまだ知られていない魅力がたくさんある。四国4県間の観光交流の拡大に向けて知恵を出し合える環境づくりをしたい」とあいさつ。
日本旅館協会の本部から、佐籐義正会長は「二つの団体の良さを生かし、トップスピードで体制作りに着手し、会員に喜ばれる組織にして、近兼孝休会長代行に(次期会長を)バトンタッチしたい」と話した。
新役員体制は次の通り(敬称略)。
会長=河内広志(道後プリンスホテル)▽副会長=住友武秀(徳島グランドホテル偕楽園)、宮村耕資(ホテル南水)、新山富左衛門(ホテル古湧園)、三枝邦彦(ビーチサイドホテル鹿島荘)▽相談役=近兼孝休(湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭)、奥村盛弘(大和屋別荘)。